エノテカは、フランス・ボルドー地方フロンサックにてビオディナミ栽培を実践する生産者「ジャン・イヴ・ミレール」が手がけるナチュラルワイン2品目を、2026年8月より順次販売していることを発表しました。
「ジャン・イヴ・ミレール」は、当主ジャン・イヴ・ミレール氏が1998年に創業したワイナリーです。
現在は妻のクリスティーヌ氏とともに、「伴走の芸術」という理念のもと、自然を大切にしながら夫婦でワイン造りに取り組んでいます。ブドウや土壌の状態に合わせて、多様な品種を使った個性豊かなワインを手がけています。
ワイナリーがあるフロンサックは、ドルドーニュ川右岸に広がるポムロルやサン・テミリオンに隣接する銘醸地です。石灰質土壌と丘陵地形に恵まれ、近年は新世代の生産者の活躍によって注目を集めています。
ジャン・イヴ・ミレール氏は、自社畑約25haと契約畑約10haを含む約35haの畑を所有・管理。平均樹齢35年の樹から標高や土壌、日照条件が異なる20以上の区画で、それぞれの個性を生かしたブドウ栽培に取り組んでいます。
創業当初から自然環境との共生を重視しており、2006年に有機栽培を導入、2009年にビオディナミへ移行。現在はAB(アグリカルチャー・ビオロジック)とビオディヴァンの認証を取得しています。
さらに2023年には、フランスの専門誌「テール・ド・ヴァン」主催コンクールにおいて、「ナチュール・エ・レスペ(自然と尊重)」部門で最高賞「グランプリ・ドール」を受賞。自然を尊重したワイン造りが高く評価されています。
また、マスター・オブ・ワインのイザベル・レジュロン氏が主宰する「RAW WINE」や、ニコラ・ジョリー氏が設立したビオディナミ生産者グループ「ラ・ルネッサンス・デ・アペラシオン」にも参加しています。
「ジャン・イヴ・ミレール」は、従来の重厚で力強いボルドーワインとは一線を画す、「飲みやすさ」と「果実の純粋さ」を備えた、軽やかで生き生きとしたワイン造りに取り組んでいます。
「ブドウを搾るのではなく、上質な茶葉のように扱う」という発想から、発酵温度を低く保ち、果皮全体が軽く湿る程度に抽出する手法「インフュージョン」を採用。ブドウ本来の果実味や香り、滑らかなタンニンを丁寧に引き出しています。
また、人の手を加えすぎない「必要最小限の介入」という考えを大切にし、発酵には野生酵母を使用。酸化防止剤の使用は少量に抑えています。
さらに、ヴィンテージやテロワールに応じて、ステンレスタンクやコンクリートタンク、フードル(大樽)、アンフォラなどを使い分けることで、それぞれのブドウが持つ個性を最大限に引き出しています。
ワイン好きの方は、ぜひ「ジャン・イヴ・ミレール」をチェックしてみてください!
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