やまやは2026年8月13日、2027年3月期第1四半期決算を開示しました。売上高は391億46百万円で前年同期比2.5%増となりましたが、営業利益は4億79百万円で同37.7%減、経常利益は5億30百万円で同32.8%減となりました。
酒販事業の売上高は318億62百万円で前年同期比2.2%増でしたが、営業利益は3億25百万円で同42.2%減です。最大12連休となったGW商戦で観光・帰省需要を取り込み好調でしたが、6月は雨天や低温が続きビールや飲料の需要が伸びず、売上が伸び悩みました。
売場展開では、JRと自治体による「ふくしまディスティネーションキャンペーン」に合わせた全店フェアを実施しました。アメリカ建国250周年を切り口としたアメリカンダイナー売場や、FIFAワールドカップに合わせた出場国のお酒展開など、季節・話題性を活用した提案型の売場作りを進めています。また6月の自然災害多発を受け、日常備蓄を促す「マイフェイバリット・ローリングストック」の推奨にも取り組みました。
店舗面では美濃加茂店(岐阜県)を新規出店し、竜舞店(群馬県)を閉店した結果、酒販事業は356店(前年同期比3店増)となりました。
外食事業の売上高は73億80百万円で前年同期比3.8%増、営業利益は1億53百万円で同25.0%減です。インバウンド需要は堅調でしたが、原材料費・光熱費・人件費の上昇が収益を圧迫しました。子会社チムニーは「牡蠣フライ×GINONフェア」や「生ビール祭」などの企画を展開し、つぼ八も「旬彩ごちそうフェア」等で集客に努めました。外食事業の総店舗数は592店で、前年同期比20店減となっています。
通期業績予想は2026年5月15日発表分から変更なく、売上高161,000百万円、営業利益3,760百万円を見込んでいます。人件費・光熱費の高騰が続く中、増収を増益につなげる収益構造の改善が今後の課題となりそうです。


