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扉の向こうは別世界!ちょっとエッチなオトナのバー 大塚「ニュー秘宝館」へ行ってきた

2019年4月6日、大塚駅から徒歩5分の場所に、「ニュー秘宝館」というバーがオープンしました。 えーっと......。「秘宝館」って、あの熱海とかにある不思議な美術館「秘宝館」のこと……? 気になったので、さっそく行って …

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2019年4月6日、大塚駅から徒歩5分の場所に、「ニュー秘宝館」というバーがオープンしました。

えーっと......。「秘宝館」って、あの熱海とかにある不思議な美術館「秘宝館」のこと……?

気になったので、さっそく行ってみることに!

独特の世界観の虜に!店内に並ぶのは全国の秘宝館にあった展示品


外観からはスナックのような、どこか懐かしい雰囲気が漂っています。店内は一体どうなっているのでしょうか?


扉を開けてビックリ!

そこに広がっていたのは、別世界のような怪しげでミステリアスな光景。赤や青の光が薄暗い店内を照らしているせいか、まるでSF小説の世界に迷い込んでしまったような、不思議な気分になってきます。

実はここ、かつて「秘宝館」で展示されていた品々が飾られているバー。

時代と共に閉館が続き、現在は熱海の一軒だけになってしまいましたが、バブル期には全国に数十カ所以上の「秘宝館」が点在していたんだとか!

店主の片品村 蕃登(カタシナムラ ホト)さんは、仕事の出張ついでに訪れた「秘宝館」でその魅力にハマり、ご自身で本まで作ったほどの秘宝館好き

閉館、解体に追い込まれた全国の秘宝館から「秘宝」を収集し、このような形で展示しているのだそう。


一際目立つ「秘宝館」の文字は、佐賀の嬉野の秘宝館の外に取り付けられていたもの。

配送の都合で中のネオン管は割ってLEDに付け替えたそうですが、それでも怪しげな光を放っており、惹きつけられてしまいます。


こちらは、別府の秘宝館に展示されていたという「七人のこびと」

秘宝館では『シタユキ姫と七人のこびと』という作品の一部だったそうです。可愛らしい顔をしていますが実は……。詳しく知りたい方は、展示当時の写真が載っている本を見せていただけますよ!!


この壁画は、実際に北海道秘宝館の壁に描かれていたものを写真に撮って投影し、写し描いて再現したものなんだそう。

随所にこだわりがあって、店主さんの秘宝館愛が溢れています!


ちなみに、こびとの入っているショーケースは、テーブルとしても利用可能。展示品の上で飲食なんて普段はできないので、なんだかワクワクしちゃいますね……!


お店の天井が蔦で覆われているのは、店主さんが特に好きだった「北海道秘宝館」の森の中のような内装に似せているから。


店内には他にも、交尾している馬がいたり、


それらしきモノがそびえ立っていたり……。とにかく普段目にすることのない品々がたくさん!

15時~と早めの時間から営業していることもあって、お客さんには若い女性が多いそう。

「秘宝館」自体はよく知らないという層も、ネオンのような照明がインスタ映えするからと、楽しそうに写真を撮っていくみたいです。

たしかに女友達と一緒に行ったら、すごく盛り上がりそう!

トイレだって「普通」じゃない!


「ニュー秘宝館」を訪れた際は、「トイレ」を覗くことも忘れずに!


(先ほどまで刺激的な空間にいたせいか)洗面台周りはわりと普通に見えますが……。


個室内はまるで、宇宙と交信中!? 落ち着いて用が足せるかは不安ですが、用がなくても入りたくなってしまう空間です(なかなか出てこれなくなりそう)。

まるで森の中に浮かんでいるみたい!?照明に映えるカラフルなドリンク


「ニュー秘宝館」はバーなので、もちろんお酒も飲めます。18時からはおつまみ付きで500円のチャージ料がかかりますが、昼間はチャージなしの喫茶価格。ソフトドリンクもありますよ!


今回は、店内の雰囲気にぴったりな「クリームソーダ(750円/税込)」と「すみれサワー(850円/税込)」を頼んでみました。

クリームソーダはメロン・バラ・ぶどうの3種類から選べるので、気になる方はあとの2色もオーダーしてみてください。

他にも「メンヘラサワー」や「みりん(ロック/ミルク割)」など珍しいメニューがあり、ドリンクを選ぶのもまた楽しい!


ショーケースのテーブルにグラスを置くと、まるでドリンクが森の中に浮かんでいるみたいに見えます。本当に、別世界に迷い混んだみたいな気分!

おつまみは「エッチなお菓子盛り合わせ」!?


フードメニューも発見しました。

ん……?

「エッチなお菓子盛り合わせ」……?


気になりすぎたので恐る恐る注文してみると、こんなに可愛いカップに入って「エッチなお菓子盛り合わせ(300円/税込)」が登場。


あんな形のグミや、こんな形のチョコレートが入っています……。

袋の中身はぜひ、ご自身でご確認ください!

オーナーさんお手製のお土産も要チェック!


こちらのマッチは、店主さんがオリジナルでデザインしたもの。かなりこだわったというレトロなフォントが可愛い!

「マッチをください」と言えばいただけるみたいなので、喫煙者の方はぜひ。


また、入り口横には、店主さんが秘宝館と公式にコラボして制作した「おみやげ」も販売されています。

思わずじっくり見入ってしまうものばかり。


左下の2つは、2014年末に閉館した「鬼怒川秘宝殿」に卸していたもの。余った在庫を置いているそうなので、今となっては貴重な品。売り切れる前に見に行ってみてはいかがでしょう。

展示品もメニューも、思わず惹きつけられてしまう個性的なもの揃いの「ニュー秘宝館」。

一人でじっくり楽しむのもいいですし、友達と一緒にお酒を飲みながら鑑賞するのも楽しそうです。気になった方はぜひ、足を運んでみてくださいね!

店舗詳細

店名ニュー秘宝館
住所東京都豊島区北大塚3-33-2 ヤマトビル1F
営業時間15:00~24:00
定休日日曜日
《オルカ》

オルカ

小笠原諸島・父島出身の島っ子ライター。国内旅行の際は地酒を飲むのが楽しみの一つ。ちなみに小笠原の地酒はラム酒で、最近は海底熟成もされています。

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