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世界に負けない高品質ワイン!日本が世界に誇る「日本ワイン」たち

ワインには、輸入ワインやバルクワインをブレンドした「国産ワイン」、日本で栽培されたブドウ飲みを利用して日本で醸造した「日本ワイン」など、さまざまなカテゴリがあります。 今回は、その中でも話題沸騰中の「日本ワイン」について …

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ワインには、輸入ワインやバルクワインをブレンドした「国産ワイン」、日本で栽培されたブドウ飲みを利用して日本で醸造した「日本ワイン」など、さまざまなカテゴリがあります。

今回は、その中でも話題沸騰中の「日本ワイン」について知っておくべきワイナリーを紹介します。世界で高い評価を受けたワインも多数あるので、大注目です!

中央葡萄酒

グレイス カベルネフラン[2016] 中央葡萄酒

恐らく、今日本でもっとも海外からの評価が高いと言われているのが、山梨県にある中央葡萄酒です。

「グレイスワイン」で知られているこのワイナリーですが、海外品種をいち早く手掛け、それを最高品質にまで仕上げることに成功した、近年における日本ワインブームの火付け役といっても過言ではないでしょう。

さて、そんな中央葡萄酒の中で最もおすすめしたい一本が「ググレイス カベルネフラン」です。

使用されているブドウは、明野町・三澤農場で丹精込めて育てたカベルネ・フランを主体としています。
清澄やろ過は行わず、ブドウ由来のエレガントでリッチな味わいを楽しめますよ。

近年ではシャンパーニュと同じ、瓶内二次発酵のスパークリングも評価されており、今後の成長が期待できるワイナリーとして邁進しています。

グレイス カベルネフラン[2016] 中央葡萄酒
オンラインワインストアWassy's

※2018年9月3日15時25分追記:記事内にて誤った情報が掲載されておりましたため、修正させていただきました。申し訳ございません。

シャトーメルシャン

シャトーメルシャン 長野シャルドネ アンウッデッド 2013年 [ 白ワイン 日本 750ml ]

メルシャン、というと大手の国産ワインメーカーという印象ですが、「シャトーメルシャン」はそのメルシャンが力を注いでいるマイクロワイナリーです。ブドウ畑から醸造まで、一から徹底した管理の元で造られているワインは、世界でも高く評価されています。

その中でもぜひ飲んでいただきたい一本が、「甲州きいろ香」。こちらも前述した甲州種ブドウを使用しているのですが、香りが無いと言われていた甲州種に、柑橘系の香り成分があることを突き止め、その香りを全面に押し出した他にないワインとなっています。

ソーヴィニヨンブランという、柑橘やパイナップルを放つ海外のワイン用ブドウがあるのですが、それと同様の3MHといった揮発性のチオール化合物が甲州種にあることを発見したことで、それを活かした日本ワインということが大きな話題となりました。

ワインファンであれば、一度は飲んでおかなければならない究極の1本でしょう。

タケダワイナリー

タケダワイナリーは山形にある古い歴史を持つワイナリー。生食用ブドウの産地としても大変有名な山形県ですが、実はワイン造りも盛んであり、日本ワインの生産地トップ5に入るような銘醸地として知られています。

そんな山形のワイナリーの中でもとりわけ注目度が高いのが、このタケダワイナリー。
日本人であれば東北地方がとても冷涼な地域であるということはご存知かもしれませんが、そういった気候風土を生かした、酸がしっかりとしたワインに定評があります。

今、世界のワイン産地は冷涼な地域でのブドウ栽培にシフトしてきており、ボディ重視よりも繊細で骨格のあるワイン造りを求める傾向にあります。山形県全体の栽培技術や醸造技術も高まって来ており、以前のように甘いだけとか酸っぱいだけのワインでなく、世界の銘醸地に負けることのない、非常にクリーンでエレガントなワインを生産しています。

タケダワイナリーの「サン・スフル 山形県産デラウェア100%」はスパークリングワインはデラウェアの甘みと酸味、そして軽快なテクスチャーは通をも唸らせる味わいが魅力。日本ワインファンであれば一度は飲んでおきたい名品です。

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グレープリパブリック

グレープ・リパブリック ロッソ 2018 山形産赤ワイン

「グレープリパブリック」は山梨県南陽市にあるワイナリー。
ワインの製造・販売を通して今までにない「価値」「方法」そして「コミニュティ」と「関係」を創りたいという想いから2017年に設立された新しいワイナリーです。

グレープ・リパブリック ロッソ 2018 山形産赤ワイン」は爽やかな風味が感じられる赤ワイン。
山形県産のぶどうと少量の岩手県産のぶどうを使用しています。

かなりフルーティーなので、ワイン初心者の方でも楽しめそうな1本です。

ぜひ、その舌で味わってみてはいかがでしょうか?

ワインパッケージはどれもおしゃれなものばかり。
味を楽しむことはもちろん、インテリアにも◎。プレゼントとしても喜ばれそうですね。

グレープ・リパブリック ロッソ 2018 山形産赤ワイン
モリシマ

登美の丘ワイナリー

1909年開園と1世紀以上ワインの製造を続ける「登美の丘ワイナリー」。歴史に甘んじることなく、革新的な技術を積極的に取り入れる姿勢は日本ワインを牽引していったといっても過言ではありません。

ぶどう栽培の理想地で作られるぶどうは、自園産ぶどう100%。ぶどうの品種ごとに最適な土地で育てるという鉄則は、土壌づくりから徹底するこだわりぶり。しかし、そのこだわりこそが多くの愛好家から愛される理由の一つなのです。

登美の丘〈赤〉2016は、豊かな果実の香りとやわらかな口当たりが特徴。タンニンと酸味のバランスの良さを感じることができます。

まとめ

日本ワインは、今後さらに注目を集めるであろうカテゴリーです。

今回ご紹介したワイナリー以外にも、新進気鋭のワイナリーが続々オープンしています。ワイン好きの方は、海外だけではなく、国内のワインに目を向けてみてくださいね!

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《鈴木 將央》

鈴木 將央

日本唯一の利酒師エンジニア。「日本酒は難しい」「お酒のウンチクは嫌だ」という方でも、楽しく読んでいただけるようなライティングを心掛けてます。

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