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サラリーマンの味方! 玄品ふぐに、デートにもピッタリの「ふぐイタリアン」が登場

高級和食の代名詞的存在の一つである「ふぐ」。てっさ(ふぐ刺し)やてっちり(ふぐちり)、唐揚げなどのとらふぐ料理をリーズナブルに楽しめる玄品ふぐから、4月1日から6月30日までの期間限定で“変わり種”のふぐ料理「ふぐイタリ …

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高級和食の代名詞的存在の一つである「ふぐ」。てっさ(ふぐ刺し)やてっちり(ふぐちり)、唐揚げなどのとらふぐ料理をリーズナブルに楽しめる玄品ふぐから、4月1日から6月30日までの期間限定で“変わり種”のふぐ料理「ふぐイタリアン」が登場します。ふぐイタリアンの企画は2016年に続き2回目とのことです。

なんで「ふぐ」と「イタリアン」が融合するの……?と思ってしまいますが、年に数回ほど玄品ふぐでふぐ料理を楽しんでいる筆者としては黙ってはいられない! ということで、プレス向け試食会にお邪魔してきました。


東京・神楽坂にある「玄品ふぐ 神楽坂の関」にやってきました

全7品の「FuG・イタリアン」が3800円!

ふぐを使ったイタリアンというのはなかなかユニーク。メニューは以下の通りです。


「FuG・イタリアン」の料理のイメージ

1.チーズクロカンテ
~パルメザンチーズと焼きひれを薄焼きにした香ばしいおせんべい~

2.カルピオーネ
~ふぐ皮の唐揚げと季節野菜の南蛮漬け

3.カルパッチョ
~とらふぐ刺身をオリーブオイル・塩・ピンクペッパーとともに~

4.カダイフ揚げ
~とらふぐとアスパラの生ハム巻をカダイフ(麺状の生地)で包んだサクサク食感の揚げ物~

5.ズッパディペッシェ
~とらふぐとパプリカ、ズッキーニなどのお野菜を一緒に煮込んだトマトベースのお鍋~

6.パスタ
~とらふぐの旨みが溶け込んだお鍋のスープにフェットチーネ(平打ちパスタ)を加え、お好みでバジルソースを~

7.アフォガード
~ナッツアイスのコーヒーがけ~

最初から圧倒されます。チーズを薄くパリパリに焼き上げたものの中にふぐのひれが入ったおせんべい。串に気を付けながらサクサクと食べていくと、香ばしいふぐひれが姿を現します。焼きひれはひれ酒に使われていて、その香ばしさは日本酒好きをうならせるわけですが、こうやって食べるのは初めてでした。


パルメザンチーズと焼きひれを薄焼きにした「チーズクロカンテ」

筆者はビール派なので、「とりあえずビールで!」と。このチーズはやっぱりビールと最高に合いますね。


まずはやっぱりビールですよね!

カルピオーネはふぐ皮の唐揚げや野菜を南蛮漬け風味にしたもの。「マリネじゃないの?」と思いましたが、マリネだと次のカルパッチョと似た味わいになってしまうことと、ふぐ皮の唐揚げに味付けが負けてしまうということで、南蛮漬け風味に仕上がっていました。確かにマリネと違って甘みがあり、まさしく南蛮漬けといった感じでした。


2品目はふぐ皮の唐揚げと季節野菜を南蛮漬けにした「カルピオーネ」です

ここでひれ酒をオーダーしてみました。ひれ酒は日本酒の熱燗に焼きひれを浸し、フタを開けた瞬間に店員さんがチャッカマンで点火! 炎を少しゆらゆらさせた後にフタを閉め、少し待ってから開けると焼きひれの香りが漂ってきます。日本酒の旨みに焼きひれの旨みが加わるというもの。イタリアンには合わないかな……と思いましたが、南蛮漬けにはピッタリ! 料理に合わせてこういう楽しみ方もありますね。

ひれ酒も注文!イタリアンとの相性は……?


南蛮漬けにピッタリな(?)ふぐのひれ酒をオーダー。火を付けた焼きひれを何度か日本酒に浸してフタをします


普通の熱燗よりもコクがあって口当たりもなめらかになるのがひれ酒の魅力です

カルパッチョは、まさにカルパッチョ。お皿が透けて見えるほど薄くそいだふぐ刺しにビネガーとオリーブオイルがかかっており、ピンクペッパーの辛みと鮮烈な香りがインパクトを与えてくれます。ふぐ刺しというと個人的には玄品ふぐの通常メニューの「ぶっ刺し」(厚めに切った刺身を白菜や小ネギなどと一緒にポン酢で食べる逸品)が好きですが、カルパッチョも白身魚をおいしく食べられる定番レシピ。見た目も華やかだし、気分が高揚しますね。


ピンクペッパーが辛味と香りでいいアクセントになっている「カルパッチョ」

ここで玄品ふぐオリジナルのゆずハイボールを。ゆずの鮮烈な香りを楽しみつつ、ほんのりとした甘味がまた通常のハイボールとは違った味わいです。とはいえ、甘すぎないので料理に合わせてもいいですね。


甘味が控えめの「玄品ふぐオリジナル自家製ゆずハイボール」

同じゆずつながりで、玄品ふぐオリジナルのゆずサワーも頼んでみました。こちらはハイボールに比べて甘味が強め。個人的にはゆずハイボールの方が好みでしたね。


「玄品ふぐオリジナル自家製ゆずサワー」を飲んでみました。こちらの方がゆずハイボールより甘めです

続いてはカダイフ揚げ。筆者は玄品ふぐの通常メニューのふぐの唐揚げが大好きなのですが、これはそれとはまた違って手が込んでおり、とても気に入ったメニューでした。カダイフという麺状の生地がとてもサクサクしていてたまらない食感。通常メニューのふぐの唐揚げに比べて“ふぐ感”は少ないのですが、通常のふぐの唐揚げは骨付きでかぶりつかなければなりません。そういう意味では、こちらの食べやすさは魅力的でした。ふぐ……というわけには行きませんが、娘のお弁当に入れる一品としてもよさそうだなと感じました。


とらふぐとアスパラの生ハム巻をカダイフ(麺状の生地)で包んだ「カダイフ揚げ」

ここで楽しむのは、山崎ハイボールあたりでしょうか。もちろん筆者の大好きなビールでもいいのですが、「何も足さない、何も引かない」の名コピーで有名なサントリー山崎。まあ、ソーダを足しちゃってますけどね(笑)。


山崎ハイボールは大人のスコッチという感じで、背筋がキリッと引き締まる感じです

ズッパディペッシェは、紙のお鍋で登場! 正真正銘、紙で作られたお鍋がテーブルのIHヒーターの上に載せられ、紙鍋の底に置かれている金属板が熱せられることでぐつぐつと煮込まれていきます。紙鍋は玄品ふぐの通常メニューのてっちりにも使われており、「玄品ふぐといえば紙鍋」というくらい特徴的なものです。トマトベースの赤い色やズッキーニの緑色などが食欲をそそりますし、紙鍋のインパクトはデートなどで女性を連れていくときなどにも喜んでもらえるのではないでしょうか。こちらにはふぐの骨付き肉がたっぷり入っており、雑味がなくてさっぱりと淡麗な味わいながら、噛めば噛むほど旨みがほとばしってきます。

メインのお鍋「ズッパディペッシェ」


紙のお鍋で「ズッパディペッシェ」で登場!

ズッパディペッシェには、ふぐのコラーゲンがたっぷり! コラーゲンは口から摂取してもお肌ぷるぷるにはならないとは言われますが、そんなことは気にしない! まあ、そんなことはおいといて、デートや女子会などでは盛り上がること間違いなしですね。


見てください、このコラーゲンの量!(鍋の量は4人前です)

女性にオススメのドリンクメニューとしては、コラーゲン入りサワーが人気なんだとか。ふぐコラーゲンが入った生キウイサワー、生ピンクグレープフルーツサワー、生レモンサワーの3種類。特に生キウイサワーと生ピンクグレープフルーツサワーがフルーツ感が強くておいしいです。コラーゲンもゴロゴロと入っており、お肌によさそうな感じがします(笑)。


果肉とふぐコラーゲンゼリーがたっぷり入った「コラーゲン入りサワー」3種。左から生キウイサワー、生ピンクグレープフルーツサワー、生レモンサワー


ストローで飲むのか……と思いきや、ただのマドラーでした。失敗


ズッパディペッシェにはふぐ肉がたっぷり!

てっちりの締めは雑炊ですが、ここではフェットチーネを入れてパスタに仕上げます。ふぐのダシがしっかりと効いており、雑炊とはまた違った味わいを楽しむことができます。


締めにフェットチーネを投入! 白ワインのハーフボトルも頼んじゃいました


フェットチーネには、お好みで入れられるバジルソースも付いてきます

デザートのアフォガードは、通常メニューのナッツアイスにコーヒーをかけたもの。通常のコースでは最後にナッツアイスかゆずシャーベットが出てくるわけですが、これも一手間かけることで味わいがさらに増します。


いつも出てくるナッツアイスにコーヒーをかけると、おしゃれなアフォガードに変身!

「ふぐはおじさんの食べ物」……そんな固定観念を打破!

ふぐイタリアンの狙いは、「ふぐは冬の食べ物」というイメージを打破したいという思いがあったそうです。また、男性同士のグループや、家族、男女のカップルなどはよく来店するそうですが、女子会というのは少ないとのこと。筆者もたまに来店するときは、忘年会などの飲み会で集まるサラリーマンのグループはよく見ますが、確かに女性だけというのはあまり見ないような気がします。それもこれも、ふぐに対する「高級和食」というイメージが邪魔しているのかもしれませんね。


玄品ふぐの通常メニューだと、コースは3980円から。筆者のオススメはてっさやてっちりに加えて唐揚げが付いた「醍醐」(5300円)。これに七輪で焼く焼きふぐが加わる「天楽」(6100円)を加えてシェアするのもいいですよ


こちらは通常のアラカルトメニュー

ふぐイタリアンなら男性がデートにも誘いやすいですし、ゆずハイボールやコラーゲン入りサワーなども女性にピッタリ。さらには、4月1日のスタート時からは期間限定でさまざまなワインやスパークリング日本酒なども登場するとのことなので、「ふぐを食べたことがない」という“ふぐ初心者”、いつもとは違うふぐを味わいたいという人を誘い合わせて行ってみてはいかがでしょうか。

ちなみに、1800円で2時間飲み放題のプランもあります。筆者のようにビールばかりガンガンと飲む人、ハイボールが好きな人などは、飲み放題と合わせてもいいかもしれませんね。今回のふぐイタリアンコース3800円と合わせても5600円! このぐらいの金額だったら、職場の飲み会の幹事さんの味方にもなるのではないでしょうか。


こちらは1800円の2時間飲み放題メニュー。飲み会の幹事さんにはうれしいですね

店名玄品ふぐ 神楽坂の関
住所東京都新宿区神楽坂5-35
電話番号03-5225-3029(お問い合わせ専用番号)
定休日無休
食べログttps://tabelog.com/tokyo/A1309/A130905/13017152/
《安蔵靖志》

安蔵靖志

呑みニケーション研究家。昼間はIT・家電ジャーナリストとして活動。家呑みを基本廃止し、外での一杯に魂を込めて呑んでいます。生粋のビール派でしたが、ハイボール&チューハイにも進出中。

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