ウイスキー文化研究所は、日本で唯一定期刊行されているウイスキー専門誌「Whisky Galore(ウイスキーガロア)」8月号(Vol.51)を、2025年7月11日(金)より発売していることを発表しました。
今号の巻頭特集は「スコッチ蒸留所名鑑 第2弾Pernod Ricard(前編)」です。
業界第2位のスピリッツメーカーであるフランスのペルノリカール社。同社が展開するブランドは、バランタイン、シーバスリーガル、そして"スコッチの代名詞"にして"歴史"ともいわれるザ・グレンリベットなど世界的ブランドの数々です。
同社が所有するスコッチのモルトウイスキー蒸留所は12を数え、そのうち11ヵ所がスペイサイド地区に所在しています。「Whisky Galore」8月号(Vol.51)では、これらの蒸留所の詳細から、同社の戦略を徹底解説しています。
また、連続企画「沖縄泡盛紀行」では、沖縄本島南部の3つの泡盛蔵と、泡盛業界に革命を起こしている南島酒販を訪問。伝統を守りながらも独自の味わいを追求する蔵と人の歴史に触れています。
「国家級中国威士忌最新事情 ダイキン編」では、中国・福建省南部の山の上に2014年にオープンした大芹蒸留所を紹介。中国第一号の本格モルト蒸留所として、敷地面積26万㎡という広大なスケールを誇る蒸留所を、現在建設中の第2蒸留所も含めて、その全貌をリポートしています。
韓国ウイスキーの章では、新型コロナのパンデミック後に飲酒シーンが劇変した韓国で相次いで誕生しているモルトウイスキー蒸留所を現地取材。キウォン、クラフトブロス、キムチャンスといった新進気鋭のコリアンウイスキーの造り手の顔を紹介しています。
好評連載「土屋守の全国ぶらり旅 大分編」では、温泉の源泉の数・湧出量が日本一という大分県を訪問。別府の明礬温泉での老舗旅館の庭園風呂や、大分市内のレジェンドバーテンダーが営む老舗バー、ほかとは一線を画す熟成鮨など大注目のグルメも紹介しています。
「Whisky Galore」は、2017年創刊で、業界に30年以上のキャリアを持つウイスキー評論家の土屋守氏が編集長を務めています。国内外のウイスキーを中心に、ジンや焼酎、ラム、テキーラなど、蒸留酒造りの最前線を多角的に取材し、造り手の想いや蒸留所のストーリー、最新情報を豊富なビジュアルとともに徹底リポートしています。
ウイスキー文化研究所についてはこちら。
書誌情報
誌名:ウイスキーガロア8月号(Vol.51)
発売日:2025年7月11日(金)
価格:1,320円(税込)
販売書店:ウイスキー文化研究所オンラインショップ、全国の書店、Amazonなどのネット書店
発行:隔月(奇数月)12日
判型:A4変形
ページ数:128~136ページ
編集・発行人:土屋守
出版社:ウイスキー文化研究所
WEBサイト:https://scotchclub.org/whiskygalore/