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【飲み過ぎても責任は取りません!】酒によく合うご当地“珍味”をまとめてみた

皆さんはお酒を飲むとき、何をアテにしていますか?? 筆者はよく“鮭とば”をアテに飲んでます。 鮭とばや貝ひもなどの定番はもちろん美味しいのですが、旅行や出張に行った際にはその土地ならではの料理や珍味を食べてみたくなりませ …

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皆さんはお酒を飲むとき、何をアテにしていますか??

筆者はよく“鮭とば”をアテに飲んでます。

鮭とばや貝ひもなどの定番はもちろん美味しいのですが、旅行や出張に行った際にはその土地ならではの料理や珍味を食べてみたくなりませんか?

そこで今回は、お酒に抜群の相性を発揮する、全国の“珍味”をご紹介します!!

【宮城県】ホヤ


宮城県の珍味として有名な「ホヤ」

貝のように見えますが、海水の中でプランクトンを食べて生活している、尾索(びさく)動物というものなんだそうです。

独特な磯の香りと、やや柔らかめの食感がクセになります。
ホヤを食べた後に日本酒を飲むとよりいっそう米の甘味を感じることができますよ。

ちなみにこのホヤ、栄養価が非常に高く、海のミルクと呼ばれる牡蠣に匹敵するそう。

がんを抑制する効果があるされるグリコーゲンは牡蠣の2倍近く含まれています。

美味しい上にこんな効果があるなんて、嬉しいですね!

関東ではあまり見かけることがありませんが、古くからホヤの食用が広く行われ多く流通するのは主に東北地方北部沿岸、特に水揚げ量の多い石巻漁港がある宮城県では酒のアテとして食卓に登場することも多いそうです。

写真のようなお刺身で美味しくいただくには鮮度が命なので、ぜひ現地で味わってみてくださいね!

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【宮城県】モウカの星

こちらも宮城県気仙沼の珍味として知られている「モウカの星」です。

「モウカの星」とはネズミザメ(通称:モウカザメ)の心臓の刺身のことを指しています。

味わいはレバーに近いですが、レバーよりもコリコリとした食感で臭みも少なく食べやすいことが特徴的!

刺身ではありますが、地元では酢味噌につけたり、ごま油と塩をかけたりして食べることが一般的となっているそうです。

こちらも関東ではなかなかお目にかかることは少ないですが、宮城県では居酒屋さんの定番メニューにもなっています。

ちなみに気仙沼地方では年間4000トン近いネズミザメが水揚げされていているため、飲食店などでは身もステーキなどに調理され振舞われているんだとか。

【茨城県】あん肝

お酒好きなら1度は味わったことがあるであろう「アンコウの肝」、通称「あん肝」ですね。
こちらはアンコウの有名産地でもある茨城県のご当地グルメです。

アンコウは、日本近海の水深100~300mに生息している深海魚で、身はもちろん、皮や内臓、エラなど骨以外すべて食べることができるので「食べられないところがない魚」として古くから珍重されてきたそうです。

あん肝はアンコウの肝臓を成型して蒸したものを指していて、「海のフォアグラ」なんて呼ばれることもあります。

ネギや紅葉おろしなどを添えるだけで、どんな日本酒にも寄り添う万能な酒のアテ「あん肝」は飲兵衛にとってなくてはならない存在ですよね!

【東京都・伊豆諸島】くさや

東京都・伊豆諸島の珍味といえばこちら、「くさや」です。

「世界で5番目に臭い」とも言われていますが、噛めば噛むほど旨味が出てくる味わいが大人気なんです!

例えるなら旨味を何倍にも凝縮した干物、といった感じでしょうか。

くさやは、新鮮なムロアジ類、トビウオ類、シイラなどの魚を使った干物です。

開いた新鮮な魚を、「くさや液」と呼ばれている浸け汁によく浸け込んでから真水で洗浄し、天日に1~2日ほど干して完成です。

「くさや液」には、乳酸菌の一種や、酢酸、酪酸、プロピオン酸などの有機酸が入っていることもあって、かなり特徴的な香りをしているのです。

ちなみにくさや液の製法は各製造店の秘伝として、代々受け継がれているのだとか。

くさやは独特の臭いがあるため、通常の干物と同じく焼き調理をする際には周りに迷惑をかけないようにする、など注意点も多く、好き嫌いも分かれるアテであることは確かです。
しかしお酒好きなnomooo読者の皆さんならこの個性のある強い味わいにハマってしまうと思いますよ!

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【愛知県・三河湾/三重県・伊勢湾】このわた

愛知県・三河湾と三重県・伊勢湾の珍味といえば「このわた」ですね!

「このわた」とは、ナマコのはらわた(腸)の塩辛のことを指します。

塩辛というと、濃~~い味わいをイメージしがちですが、このわたは比較的軽く、爽やかな味わいです。
口の中に広がる甘みも感じることができますよ!

このわたは、尾張徳川家が徳川将軍家に献上したことでも知られており、「長崎奉行の持品のからすみ、尾張公の持品のこのわた、越前公の持品の越前雲丹」と称されていた高級品。

20キロのナマコからたった1合半(コップ1杯強)しか取れない貴重なものなのです!

ちなみに「トリュフ・フォアグラ・キャビア」は世界三大珍味として有名ですが、日本三大珍味は今も「このわた・ウニ・からすみ」と言われています。

伊勢湾、三河湾などが産地として知られていましたが、現在は瀬戸内海や能登半島など各地で作られています。

ぜひ日本酒と一緒に味わってみてはいかがでしょうか。

【福井県】へしこ

福井県の郷土料理「へしこ」

へしことは、魚類を塩漬けにした後、さらに糠漬けにしたもののことを指しています。

若狭では鯖や鰯がよく使用されているとのこと。

名前も少し変わっていますが、漁師が魚を樽に漬け込むことを「へし込む」と言ったことから、「へし込まれた物」を略して「へしこ」となった説や、魚を塩漬けにする際に滲み出てくる水分を「干潮(ひしお)」と呼んだものが訛ったものであるとする説、アイヌ語に由来する説など諸説あります。

塩辛いものの、後から来る独特な旨味にハマってしまう方も多いんだそう!

所ジョージさんの大好物としても知られていますね。

糠を落として、火であぶったものは酒のツマミとして、シメのお茶漬けなんかに入れても美味しいです!

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【高知県】酒盗

最後にご紹介するのが高知県の珍味「酒盗」

酒盗とは、魚の内臓を原料とする塩辛のこと指しています。

名前は「盗まれるように酒がなくなっていく」、「酒が無くなったら盗んででも飲みたくなる」ほどに、お酒のアテとして美味かったことが由来という説もあるほど!

酒盗の中でも名産品として知られているのは高知県で作られる鰹を使った酒盗です。

もともとは生利節を製造する時に大量に出る内臓を、漁師や加工業者が塩辛にして食べていたものが始まりであるとされています。
鰹は4~5kgの体に対し50gの内臓を取ることができるそうです。

チーズにかけたり、煮物の隠し味としても使われているのでぜひお試しください!

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まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は全国の珍味についてご紹介しました。

全部お酒の進みそうなものばかりですね…
珍味との相性がいいからってお酒を飲みすぎてしまっても、筆者は責任取らないので予めご了承ください(笑)

《まりん》

まりん

ビール好きな女子大生。女性がよりお酒を楽しめるような情報を大学生の目線でわかりやすく発信していきたいなぁと思っています。

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