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アイリッシュウイスキー売上No.1!「THE BUSKER(バスカー)」の担当者に魅力を教えてもらった

今注目のアイリッシュウイスキー「THE BUSKER(バスカー)」の日本国内の販売担当者の方にインタビュー!「バスカー」の味わいや製法、おすすめの飲み方まで色々聞いてきました!

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アイリッシュウイスキー売上No.1!「THE BUSKER(バスカー)」の担当者に魅力を教えてもらった
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最近、居酒屋やBARなどでよく目にすることの多いウイスキー「THE BUSKER(バスカー)」。日本国内では2021年11月に発売とまだまだ新しいアイリッシュウイスキーではありますが、実は日本国内におけるアイリッシュウイスキーの販売数No.1という爆発的に知名度が広がっているブランドなんです。

今回は、そんな今注目のアイリッシュウイスキー「バスカー」の日本国内の販売担当者の方にインタビュー!「バスカー」の味わいや製法、おすすめの飲み方まで色々聞いてきました!

今回お話を伺うのは日本でのブランドマネージャー!セーラさん&ミケーレさん

プロフィール
ミケーレ・ジェラターナ(左)
「株式会社ウィスク・イー」 バスカー ブランドデべロップメントマネージャー

セーラ・ヒッキー(右)
「株式会社ウィスク・イー」マーケティング部 マーケティング マネージャー

伝統と革新の融合!新たなアイリッシュウイスキー「バスカー」とは

-まず最初に「バスカー」のブランドの成り立ちから教えていただきたいんですけれども

ミケーレ:アイリッシュウイスキーではありますが、実は「バスカー」のブランドオーナーはイタリアの会社なんです。CEOがアイリッシュウイスキーの製造に乗り出し、その時に現在のロイヤルオーク蒸溜所を買収して「バスカー」を開発しました。ただ、アイリッシュウイスキーを造るにしても、単純に古くからの伝統的なウイスキーを造るだけでは新しいブランドとしては面白みにかけますよね?だから私達は、伝統的な製法にリスペクトをもちながらも、新しいアプローチを用いたモダンなアイリッシュウイスキーを製造していくことを目指したのです。

セーラ:2016年に買収して商品開発をスタートしたというまだ若いブランドではありますが、国際的なコンテストでメダルを受賞するなどウイスキー好きからの評価も上々ということで私達も嬉しい限りです!

-製造を行っている「ロイヤルオーク蒸溜所」に目をつけたというのは何か理由があったんですか?

セーラ:やはり豊かな自然ですよね。アイルランドのカーロウという場所に蒸溜所があるのですが、周りはほとんど畑しかなくまさに広大な大地が広がっているというような場所です。ウイスキーにはさまざまな原材料が使われていますが、やっぱり大半を占めているのは水。周辺の水は非常に質が高いため、良いウイスキーが作れるんです。その他、モルトに関しても地元の素材を使用しているなどローカルに根付いたウイスキーを造ることにも意識的です。

ミケーレ:また設備にもこだわっています。買収後、ポットスチル等も全て一新していますし、最大の特徴としてはテクノロジーを活用しているという点ですね。全ての工程をコンピューターで管理しており、全て5秒単位でデータが更新されていることからいつでも均一な味に仕上げることができますし、不具合があればすぐに気づくことができるんです。テクノロジーを駆使することで、働く人の負担を減らせるというのもメリットの1つですよね。アイルランドの中では最も最先端な蒸溜所という評価も得ています。

-先ほど新しいアイリッシュウイスキーを作りたいとおっしゃっていましたが、味わいや製法においてこれまでの伝統的なアイリッシュウイスキーとはどのような違いがあるのでしょうか?

セーラ:シングルモルトを生産している蒸溜所がアイルランドでは少なく、グレーンとポットスチルを使用しているブランドが多いのですが、「バスカー」はそれに加えてシングルモルトの3種類をブレンドしています。また、熟成にはシェリー樽、バーボン樽、マルサラワイン樽の3種類を使用しています。

ミケーレ:マルサラワインの樽を使っているのは非常に特徴的ですよね。マルサラ樽由来のトロピカルでフルーティーなアロマと味わいがブレンドされることで、飲みやすいスムースな仕上がりのアイリッシュウイスキーになっています。このフルーティーさや飲みやすさという部分は「バスカー」にとってのストロングポイントだと思っていますし、ハイボール文化が根強い日本で受け入れられた大きな要因だと思いますね。

セーラ:また、全4種類のラインナップが全てロイヤル・オーク蒸溜所で造られた原酒を使用しているのも大きな特徴です。他のメーカーは、他の蒸溜所などで造られたものをブレンドしていることがほとんどですが「バスカー」は100%全てロイヤル・オーク蒸溜所のものを使用しています。

ミケーレ:ラベルデザインも伝統的なアイリッシュウイスキーとはかけ離れていますよね。昔からあるアイリッシュウイスキーはもっとシックなイメージですけど、「バスカー」はストリートアートかのような大胆なフォントの文字を横にしてプリントしていますし、一見してわかりやすいモダンなデザインに仕上がっています。

「バスカー」のラインナップを紹介

現在日本では主に4種類を展開している「バスカー」。それぞれの特徴についても教えてもらいました!

バスカー アイリッシュウイスキー

バスカー アイリッシュウイスキー 40度 700ml 正規品 アイリッシュウイスキー アイルランド ((YCBK10J0)) ヴェリタス
画像:amazon.co.jp

ミケーレ&セーラ:まずはシグニチャーともいえるグリーンのボトル「バスカー アイリッシュウイスキー」。シングルポット、シングルグレーン、シングルモルトという3種の原酒を使用しています。味の大きな特徴になるのはやはりマルサラ樽。リキュールかのような甘やかなワインの味わいがウイスキーに影響を与えて、複雑な味わいを実現していますよね。

アイリッシュの伝統的な製法である3回蒸溜に加え、この3つの樽のブレンドを行うことでトラディショナル&モダンの両方を実現した1本になっています。かなりスムースな飲み口で、トロピカルな味わいを実現しています。他の3種類に比べても一番飲みやすいので、普段ウイスキーを飲まない人や初心者にもおすすめですね。


シングルグレーン

ミケーレ&セーラ:シングルグレーンは、バーボン樽原酒とマルサラワイン樽原酒を使用しています。ウイスキー好きの人からは、まろやかな味わいでありながら、バニラ、キャラメルのニュアンスや少しウッディーな樽のニュアンスを感じることもあり「少しバーボンのようなテイストを感じるよね」と言われます。

他のラインナップと比較すると、どっしりとした重めな味わいなのでアイリッシュウイスキー好きだけではなく、バーボンウイスキーが好きという人も違和感なく楽しめる1本だと思います。

シングルポットスチル

ミケーレ&セーラ:シングルポットスチルは、フルーティーという「バスカー」の特徴を持ちながらもフローラルでスパイシーな味わいを持つ1本。アイリッシュウイスキーといえば、ポットスチルといわれるくらい定番な商品なのでラインナップの中でも最もトラディショナルに近い味わいを持ちます。

従来のアイリッシュウイスキーファンの方に飲んでいただいて、その違いを体感してほしいのが「シングルポットスチル」ですね。

シングルモルト

ロイヤルオーク蒸溜所 バスカー シングルモルト アイリッシュウイスキー
画像:amazon.co.jp

ミケーレ&セーラ:ポットスチルで3回蒸溜した、バーボン樽原酒とシェリー樽原酒を使用した「シングルモルト」。シングルモルトは、アイリッシュウイスキーではあまり馴染みのないラインナップですからどちらかといえば、スコッチウイスキー好きにアプローチした味わいと言えるでしょうか。非常にバランスのとれた味わいで完成度の高い一品。アイリッシュウイスキー好きがこの「シングルモルト」を飲んでどんな感想を持つのか、ぜひ聞いてみたいですね!


ロイヤルオーク蒸溜所 バスカー シングルモルト アイリッシュウイスキー
¥3,698 (¥528 / 100 ml)
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

世界売上No.1!なぜ日本人に「バスカー」がウケるのか

-本国アイルランドでの声と、日本での声に違いはありますか?

セーラ:やはり新しい蒸溜所なので、現地での知名度は少しずつ上がってきている状況です。一方、日本では発売してまだ間もない中“最も売れているアイリッシュウイスキー”になるなど、非常に高い評価を得ているとのことで嬉しい限りです!これから逆輸入的にアイルランドでも人気が出て欲しいですね。

ミケーレ:日本での売上が世界No.1なんですよ。よく話を聞くのが、酒屋に並んでいて非常位目立つという声をいただいています。値段的にも比較的リーズナブルなので手に取りやすいですし、一度飲んでいただいてリピートしてくれる人が多いんですよね。

セーラ:たぶん日本人の味覚に合っているんだと思います。しっかりとした味わいだけど、スムースで飲みやすい「バスカー」の特徴が日本人に受け入れられたんだと思います。

ミケーレ:あとは他の国に比べて、日本はハイボール文化がとっても根強いですから!「バスカー」のフルーティーな味わいはハイボールに最適なので、飲み方の部分でもうまく広まってくれたんだと思います。

「バスカー」おすすめの飲み方を聞いてみた

-おすすめの飲み方であったり、好きな飲み方はありますか?

ミケーレ:個人的にはやっぱりハイボール!!“定番の緑のバスカー”だと、絶対ハイボールがいいですね。フルーティーな香りが立つし、滑らかで本当に飲みやすいんですよね。ただ飲みやすいだけじゃなくて、しっかりウイスキーの味も感じられるというのもポイントです。まだ飲んだことがない方は、ぜひハイボールから試してみてほしいです!

セーラ:私はアイルランド人なので、寒い季節にはよくホットアイリッシュウイスキーを飲んでいます(笑)「バスカー」のラインナップの中では、トラディショナルな味わいの「ポットスチル」で作るのがおすすめです。

音楽やスポーツシーンなどでカジュアルに楽しんでほしい!「バスカー」のこれからも見逃せない!

-今後「バスカー」をどのようなシーンで楽しんで欲しいですか?

ミケーレ:「バスカー」は、英語でストリートアーティスト・ミュージシャン、大道芸人という意味がありそこにちなんだ名前でもあります。世界的に有名なアイルランドのバンド「U2」のボーカル・ボノやエド・シーランなどもバスカーとして、道端で音楽を奏でていたんですよね。そんな“自分らしく生きていくこと”は、「バスカー」ブランドの大きなテーマでもあります。だからこそ、ミュージックバーのような音楽を楽しめる場や、アウトドアであったり、友達と賑やかに、そしてカジュアルな場で楽しんでほしいですね。

セーラ:去年は、夏フェス「SUMMER SONIC 2023」でオフィシャルスポンサーを務めましたが、今後も音楽やスポーツと言ったシーンで「バスカー」がたくんさん楽しまれてほしいです!

「バスカー」も出展!「グリーン アイルランド フェスティバル 2024」

発売してわずか数年の間で、日本における“販売数No.1アイリッシュウイスキー”になるなどお酒好きからも注目を集めるブランド「バスカー」。今後も様々なシーンで飲まれるカジュアルなウイスキーブランドとして、より一層注目が集まりそうです。

そんな音楽などのカルチャーシーンとも深い関わりを持つ「バスカー」ですが、2024年3月16日(土)~3月17日(日)の期間代々木公園で開催される「グリーン アイルランド フェスティバル 2024」に初出展が決定!


アイルランドの祝祭「セント・パトリックス・デー」にちなんで開催されるこのイベントで、「バスカー」が楽しめます。

ミケーレさんがおすすめするハイボールはもちろん、セーラさんの好物だという「バスカーホットウイスキー」も提供されるということなので、ウイスキー好きの方はぜひ足を運んでみてくださいね!

「グリーン アイルランド フェスティバル 2024」の詳細はこちら

《nomooo編集部》

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