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池袋に来たので、ペンギンのいるBARでペンギンさんに挨拶してきた。/予想以上にペンギンづくしだった

どうも、新米ライターのしょーじです。  日々おもしろい飲み屋を探すことに明け暮れているのですが、今回はペンギンさんに会えるBAR、池袋のペンギンのいるBARに行ってきました!  ペンギンのいるBARは、池袋駅の西口を降り …

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どうも、新米ライターのしょーじです。 

日々おもしろい飲み屋を探すことに明け暮れているのですが、今回はペンギンさんに会えるBAR、池袋のペンギンのいるBARに行ってきました! 

ペンギンのいるBARは、池袋駅の西口を降りて徒歩5分ほど、劇場通りからパセラを目印に進み、ちょっと奥に進んだところにあります。まずは事前に店長さんにペンギンのいるBARについてインタビューしてみましたので、御覧ください! 
 

ペンギンのいるBARの秘密

 
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しょーじ なぜ、ペンギンのいるBARを開業したんでしょうか?

店長 もともと、ペンギンのいるBARは沖縄に一号店がありまして。沖縄には「ちゅら海水族館」がありますが、実はそこにはペンギンさんが居ないんです。9年ほど前、沖縄でペンギンが見られる場所として開業したフェアリーというBARが始まりです。そして8年ほどたちまして、東京に、池袋に進出しようとなったのです。もちろんペンギンが好きだからというのもあります。
 
しょーじ 一号店は沖縄なんですね、ちゅら海水族館にペンギンさんが居ないというのも知りませんでした…。一般的なペットの犬や猫に比べると、ペンギンさんたちを飼うのって大変じゃないですか?暑さにも弱そうですよね、ペンギンさんって。 
 
店長 そうでもないんです。うちのペンギンさんの出身は、南アフリカのケープタウンというところでして、比較的日本の気候に近いところなので大丈夫です。向こうではビーチで子供と戯れてたりするみたいですよ。飼うのはそんなに大変じゃないです。もちろん、お掃除だとか、温度管理や水質の管理には気を遣っていますが、特別に大変な手間がかかるとか、そいったことは無いですね。たまに健康のために日光浴をさせたりしてます。
 
しょーじ 日光浴!?もしかして池袋でお散歩させたりするんですか…? 

店長 させてあげたいんですけどねぇ、さすがにちょっと危ないので(笑)ケージに入れて、人目のつかないところでやっています。一応、店舗内の水槽にも日光の紫外線を再現するライトがあるので、ペンギンさんもそんなにストレスはかからないようになってます。 
 
しょーじ やっぱり設備費や維持費はかかりそうですね。一つ、NOMOOO編集長のつじともより質問を預かってるんですが「ペンギンのえさ代っていくらですか?」とのことです。どうなんでしょう?
 
店長 うーん、…ナイショです(笑)でも、ペンギンを飼うのはけっこうお金がかかります、とだけ言っておきます。 
 
しょーじ やっぱりそうですよね…。池袋には「サンシャイン水族館」がありますが、何かつながりとか、共同でイベントをやったりはあるんでしょうか? 
 
店長 何か共同でイベント、ということはありませんが、つながりはありますね。ペンギンを飼育する上で相談をしたり、有事の際はすぐに連絡ができるようになっています。もうペンギンさんも、6年のつがいと、12年のつがいになりましたので。 
 
しょーじ 飼育者としての繋がりといった感じですね、納得です。4匹にはそれぞれ名前とかってあるんですか? 
 
店長 まだないので、これからペンギンの名前の募集をしようかなとも考えています。今はまだスタッフ内で名前をつけてるだけで、公式なものではないですね。 
 
しょーじ 応募できるの楽しみですね。ちょっとペンギン以外の質問になってしまいますが、普段のペンギンのいるBARの客層って、どのような層なんでしょうか? 
 
店長 20代の女性が多いですね、大学生とか。カップルとかも多いです。18時オープンなので、早い時間は若い女性が中心ですが、0時を回りますと証明をもう少し暗い雰囲気に変えて、もっとBARらしくなります。その時間帯になると、BARが好きな、年を重ねてきた方々も増えてきますね。 
 
しょーじ 18時と0時で二つの顔があるんですね、素敵です。たくさんの質問に答えて頂きありがとうございます。 
 
 

いよいよ入店!

 
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到着!おもいっきり、ペンギンのいるBARと書いてあるのが逆に斬新です。なんて裏表の無い店名なのでしょう。中に入ってみると…
 
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奥行きのある、お洒落なBARが広がっていました。平日なのに、沢山の人で賑わっています。そして奥には水槽…?ということは…
 
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いた!!!本当に池袋に、BARにペンギンが居る!!!しかも1羽じゃありません!小屋の前でぼーっとしている姿が可愛い。 
 
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「ごゆっくりどうぞ」 
 

 

カウンターに着席

 
さて、ペンギンのいる「BAR」に来たということで、ペンギンさんだけ見て帰るワケにはいきません。今回は一人で来たので、カウンター席に通してもらいました。席につくとおしぼりが 
 
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ペンギン!? 
 
しかも照明が当たってすごくオシャレな感じに。流石ペンギンのいるBARといったところでしょうか、おしぼりに「本物のペンギンが見られるだけではないぜ」と言われたような気がします。 
 
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ペンギンおしぼりに驚かされたところで、バーテンの方にオススメを聞いてみると「オリジナルフローズンカクテル」と「Lovelyトマトサラダ」とのこと。
 
早速注文してみます。フーロズンカクテルは少し時間が要るとのことで、店内を眺めていると、どこもかしこもペンギンだらけ。 
 
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トイレの男女表記までペンギンさん。 
 
 

お酒とお料理が出てくる

店長さん、とても丁寧に答えて頂き、さすがバーテンダーといった感じ。そしてお待ちかねのカクテルがやってきました! 
 
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おお…またしてもペンギン。本当にペンギンだらけのお店です。 
 
フローズンカクテルはとてもやさしい味で、そんなにアルコールも無いので飲みやすい仕上がり。柑橘のさっぱりした香りが心地よいものです。そしてサラダはというと… 
 
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ハート型!!とても芸術的です!! 
 
スライスしたトマトが丁寧に飾られ、色合いもとてもキレイ。オニオンベースのサラダソースにベリー系のシロップがアクセント。甘酸っぱい味が絶妙にマッチしています。ここでバーテンの方に質問してみると、ハートにもちゃんと由来があるようです。 
 
ペンギンは一度結ばれると生涯を通して寄り添い、決して離れることは無いそう。そこから、ペンギンは理想的なカップルの象徴ということでLovelyなサラダにしたそう。なるほど、客層も見渡すとカップルが多いですね。
 
 

ペンギンさんにごはんをあげる

19時を過ぎた頃、ペンギンさんたちがだんだんとソワソワしてきました。
 
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ペチペチと歩きまわって、よくわからないポーズをキメたり
 
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ポチャンと水槽に飛び込んでスイスイと泳ぎ始めたり。それにしてもこの距離、本当に近い。水族館でもここまで近くで見たことは無いのでちょっとテンションが上がります。そんなソワソワしたペンギンさん、スタッフの方が何かを手に持ち窓に近づくと…
 
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整列!!さっきまであちこち歩きまわって泳ぎまわってと、落ち着きのなかったペンギンさんが横並びに。するとスタッフの方が店内にアナウンスを始めました。
  
「只今より、ペンギンの餌やりタイムです。どうぞお近くで御覧ください。お一人様1匹ずつ、小魚を与えられます」

餌やりタイム!店内がざわつきます。 
 
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徐々に他のお客さんも水槽の周りに近づいてきました。スタッフのお兄さんの説明によると、シャッターチャンスはペンギンに餌を掲げた瞬間とのこと。やってみるとけっこう難しいようです。餌を掲げると… 
 
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にょーん。何やら一匹、カメラ目線ですね…。 
 
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餌が取れないとしょげます。そしてまた別のお客さんが餌を与えると戻ってきます。 

と、こんな感じで餌やりタイムは大盛況。ペンギンさんのコミカルな動きは、どうしても口角が上がってしまいます。ペンギンさんの癒やしパワー、絶大です。 
 
 

池袋の癒しの場

いかがだったでしょうか、ペンギンのいるBAR。なんといってもペンギンづくしのこのお店は、ペンギン好きな人は一度行くべきでしょう。そうでない方も、一度間近でペンギンさんと触れ合うと、癒やされること間違いなし! 
 
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ペンギンのいるBARは、BARということでチャージ料が800円必要ですが、このペンギンのアトラクション(?)
 
を考えるととってもオトクなBARだと思います!お酒も料理もハイセンスなので、ペンギンも見つつ美味しいひと時を過ごせます。カップルでも、友達同士でも、もちろんお一人でも。是非、ペンギンに癒やされてみて下さい。  
 
 

店舗概要

店名ペンギンのいるBAR
営業時間18:00-翌4:00
住所東京都豊島区池袋2-38-2 COSMY1 1階
電話番号03-5927-1310
サイトURLhttp://www.penginbar.jp/

 

《鈴木 將央》

鈴木 將央

日本唯一の利酒師エンジニア。「日本酒は難しい」「お酒のウンチクは嫌だ」という方でも、楽しく読んでいただけるようなライティングを心掛けてます。

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