みなさんは、ビールのカクテル「ビアカクテル」を知っていますか?
甘くて飲みやすいシャンディガフやインパクトの強いレッドアイなどが有名ですよね。
今回はそんな定番からちょっとマニアックなものまで、様々なビアカクテルをご紹介します。
初級ビアカクテル
●シャンディガフ
よく冷やしたジンジャーエールとビールを1:1の割合で混ぜ合わせた定番のビアカクテル「シャンディガフ」。
ジンジャーエールのピリッとした刺激とビールの苦みがよく合います。
甘みもあるので、ビールが苦手な方でも飲みやすいですよ。
発祥はイギリスのパブだとされていて、現在でもかなりポピュラーな飲み物なんだとか。
日本でもほとんどの居酒屋で提供されている、有名なビアカクテルになっていますよね。
●レッドアイ
こちらも超定番ビアカクテル「レッドアイ」。
よく冷やしたトマトジュースとビールを1:1の割合で混ぜ合わせたものになっています。
こちらもトマトジュースがビールの苦みを緩和し、かなり飲みやすくなっています。
レッドアイという名前の由来は“2日酔いで目が赤くなったような人”でも好んで飲んでいたお酒だから、という説が一般的とされています。
コショウやタバスコ、ウスターソースやレモン汁をアクセントとして加えると味わいが大きく変化します。
味にコクや深みを出すこともできますよ。
おつまみやスパイスを色々変えてみて、自分好みのレッドアイを作ってみてくださいね!!
●ディーゼル
よく冷やしたコーラとビールを1:1の割合で混ぜ合わせた定番のビアカクテル「ディーゼル」。
ダイエットコーラだと味がぼやけてしまうので、注意が必要です。
見た目のインパクトはありますが、意外と飲みやすく、アメリカやドイツではレストランなどでも提供されているほどポピュラーなものです。
ディーゼルを黒ビールで作ると「トロイの木馬」と呼ばれるカクテルになり、こちらはずっしりとしたコクがクセになる味わいになっています。
一般的には1:1の割合で混ぜる、とされていますが、ぜひお好みの配分を見つけてみてください!!
中級ビアカクテル
●パナシェ
レモネードとビールを1:1の割合で混ぜ合わせた定番のビアカクテル「パナシェ」。
自家製のレモネードはもちろん、市販のレモネードやレモンスカッシュ、レモン風味の炭酸でも代用可能です。
ビールの苦みと、レモネードの爽やかな甘みは相性が良く、口当たりの軽い味わいになります。
パナシェは、フランス語の「混ぜ合わせた」を意味する「Panaché」が由来となっているのではないか、と言われています。
お昼でもワインを飲んでいるイメージのフランスですが、最近はすっきりと飲め、アルコール度数も約2.5%がフランスのお昼の定番酒となり始めているそうですよ。
●エッグビール
卵とビールを合わせたカクテル「エッグビール」。
卵黄1個とガムシロップ1個と合わせ、グラスに入れかき混ぜた上からビールを注ぎます。
心配になってしまうような組み合わせですが、ビールが卵の力でかなりまろやかに大変身します。
滋養強壮にも良いとされていて、風邪のときに飲む方もいらっしゃるんですよ。
飲みにくいビールに出会った時にぜひ試してみてくださいね!
卵白は入れないように気をつけましょう!!
●ダブルカルチャード
カルピスとビールを合わせたビアカクテル「ダブルカルチャード」。
カルピス:ビールが1:5〜6になるように混ぜ合わせます。
ピルスナーなど爽やか系ビールと合わせても、コクのある黒ビールと合わせてみても違った美味しさを味わうことができます。
意外な組み合わせですが、SNSを中心に「新感覚の美味しさ!」と話題になり、広く知られるようになりました。
名前の由来は、“ビール酵母の発酵”と“カルピスの乳酸菌発酵”を組み合わせたことから、「ダブル(2つの)カルチャード(発酵した)」となったそうです。
大人仕様のカルピス、作ってみてくださいね!!