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あなたは知ってる?お酒を飲んで顔が赤くなる本当の理由

出典:flickr.com

お酒を飲むと顔が真っ赤になる人とあまり赤くならない人がいます。でもあまり赤くならないのに酔いつぶれてしまう人もいることから、酔う程度に比例しているわけでもなさそうです。

今日は、お酒を飲むと皆さんの顔が赤くなる理由についてご紹介します。

 

 

どうして顔が赤くなるの?

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顔が赤くなるのはアセトアルデヒドの毒性のせいだった!

お酒で顔が赤くなるのは、アルコールが代謝されて生じるアセトアルデヒドという物質の影響です。

そして、このアセトアルデヒドを分解する酵素のひとつであるアルデヒドデヒドロゲナーゼ2(ALDH2)の活性(働き具合)が低い人は、アセトアルデヒドの分解能力が少ないため、その血中濃度が上昇してしまい、顔が赤くなるのです。

日本人は基本的に赤くなりやすい?

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このALDH2の酵素活性の有無は遺伝と関係があり、この酵素の活性が高い遺伝子の型には、日本人の属する分類のモンゴロイドの56%がこのタイプです。一方、活性の高い方と比較すると1/16しかこの酵素活性がない遺伝子の型にはモンゴロイドの40%が当てはまるとされています。

さらに遺伝子型の中にはこの酵素活性が失活している型があって、モンゴロイドの4%がこのタイプです。つまり、完全な下戸です。
そして同じ調査によると黒人または白人では活性の高い遺伝子型が100%という結果なので、世界のなかで日本人はお酒に弱い人が多いといえます。

赤くなる体質かどうかはどうやったらわかるの?

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ALDH2の酵素活性に関する遺伝子型を自分で調べる方法があります。それが、アルコールを皮膚に貼り付ける「パッチテスト」です。

薬剤がついていない絆創膏のガーゼ部分に消毒用アルコールを数滴しみ込ませて、上腕の内側に貼ります。ガーゼを腕に貼ってから7分後にはがした直後(5秒以内)に肌の色に変化がなければ、NN型(酵素の活性の高い型)です。絆創膏をはがした直後に赤くなっていて、10分後にはもとの色に戻っていたらND型(酵素の活性が弱い型)で、絆創膏をはがした直後も10分後も肌が赤ければDD型(失活している遺伝子型)です。

 



赤くなるデメリットと対策

ガンや高血圧などの病気になりやすい!

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厚生労働省e-ヘルスネット「飲酒のガイドライン」によると、飲酒後にフラッシング反応を起こす人のほうが、がんや臓器障害を起こしやすいといわれているそうです。また、忠南大学校医学部家庭医学科長ジョン・ソン・キム博士の研究では、飲酒で顔面紅潮する人はそうではない人より、血圧に影響が現れたため、高血圧リスクが増加するという結果です。

飲みすぎは避けるべし!

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分解酵素の活性が低いまたはない人がお酒を飲むとアセトアルデヒド濃度が高い状態になりますが、このアセトアルデヒドは臓器に対する毒性があります。お酒を飲めない人は自分の適量を超えないようにして、お酒の場の雰囲気を楽しんでください。

 
以上のようにお酒を飲んで顔が赤くなる方がたくさんお酒を飲むと体に良くありませんが、顔が赤くならない方でもアセトアルデヒドの分解が追いつかないペースで飲むと同じような影響があるかもしれないので、飲みすぎには気をつけましょう。

「酒はのんでものまれるな」この言葉を座右の銘として常日頃から忘れないようにしておきたいですね。

 
参照:kirin.co.jp

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