シェリー酒をおいしく楽しむポイント
ここからは、シェリー酒をおいしく楽しむためのポイントをいくつか伝授します!!
①ストレートで飲んでみよう
香りが独特なシェリー酒。
カクテルレシピなどもありますが、ぜひ香りを最大限楽しむためにもストレートで味わってみてくださいね。
②グラスにこだわってみよう
ワイングラスやシェリーグラスがオススメ。
シャンパングラスのような口の細いものはアルコールや香りをダイレクトに感じやすく、きつい印象を受けることがあります。
ワイングラスのような少し口の広いもの、せっかくならシェリーグラスで楽しんでみてはいかがでしょうか。
③温度に気をつけよう
これはどのお酒にも言えることですが、温度によっても味わいがかなり変わってきますよね。
温度を低くすると酸味が目立ち、フレッシュ感が強くなる代わりに甘味が抑えられます。
逆に温度を高くすると、酸味が目立たなくなり、代わりに甘味やまろやかさを感じやすくなります。
辛口タイプや中口タイプは冷やして、甘口タイプや熟成辛口タイプは室温くらいの温度がちょうど良いとされています。
あくまでも目安なので、自分の好みを見つけてみてくださいね!
オススメのシェリー酒をご紹介
ここまで読んでくださった方はかなりシェリー酒に詳しくなれたはず!!
知識を得たら次は…飲むしかない!!
最後に「辛口」・「中口」・「甘口」のタイプから1本ずつ、オススメのシェリー酒をご紹介します。
【辛口】イダルゴ マンサニージャ ラ ヒターナ
「サンルーカル・デ・パラダ」という街でしか造られないワインです。
フレッシュなリンゴのような香りが特徴的で、軽い口当たりが魅力の一つです。
すっきりとした辛口の味わいは地元民からの人気も高く、クセも少ないのでシェリー酒初心者の方にもオススメ。
食前酒としてはもちろん、どんなお料理とも合わせやすいので食中酒にもピッタリですよ。
【中口】イダルゴ ペールクリーム
辛口でご紹介した「マンサニージャ」にモスカテル果汁をブレンドして、さらに熟成させたのがこちらの1本。
ナッツのような香ばしい香りと、柔らかな甘味に加え、しっかりとした味わいを楽しむことができます。
食中酒としても、食後酒としても大活躍しそうですね。
【甘口】イダルゴ ペドロヒメネス・トゥリアナ
天日干ししたペドロヒメネス種を100%使用した甘口タイプのシェリー酒です。
なんと熟成年数は平均15年!!
レーズンやプルーンのような芳醇な香りとシロップのようなトロッとした口当たりが人気となっています。
食後のデザートとして味わってみてくださいね。
アイスにかけてもおいしく楽しめます!!
まとめ
いかがだったでしょうか。
日本人にはあまり馴染みのないシェリー酒ですが、なかなか奥深いお酒ですよね。
ちなみに女性が「シェリー酒を飲みたい」というのは「今夜は帰りたくない」という愛の告白の意味になってしまうそうです。
逆に男性が奢ると「今夜は帰さないぜ」的な意味になるんだとか!
誤解はされないように気をつけましょうね…!