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無農薬栽培の山田錦を使ったこだわり純米酒!大阪の銘酒「秋鹿」の魅力に迫る

酒造りは米づくりから。

創業以来120年続けてきた米作りと酒造りの兼業経験を生かし、日本酒を醸す酒蔵があります。

その蔵が位置するのは大阪府。大阪といえばタコ焼きやお好み焼き、いわゆる粉モノのイメージが強いところですが、おいしい米から作られる、おいしい日本酒があるんです!

今日は大阪の日本酒『秋鹿』についてご紹介します。

秋鹿ってどんなお酒?

秋鹿は、大阪・能勢に創業した秋鹿酒造が醸すお酒。

「秋鹿」という名前は、能勢の一番良い季節である"秋"と、初代・奥鹿之助氏の名前から”鹿”の一字を取って名付けられました。

秋鹿酒造は全量純米酒の生産を行っているので、当然秋鹿はすべて純米酒。そのほとんどはこだわりぬいた良質な酒米、”山田錦”や”雄町”を使って醸されます。

ではその秋鹿は、いったいどんな味わいなのでしょうか。

●独特の”酸”を感じる味わい

秋鹿の味わいの特長としてあげられるのは、米の旨みがしっかりと感じられる点です。それに加えて、”酸”を感じる味わいも秋鹿の重要なポイントです。米の甘みと酸があいまって、秋鹿の味わいが出来上がります。この独特の甘酸っぱさこそが、秋鹿の最大の魅力といえるかもしれません。

日本酒の酸度は、有機酸(乳酸、コハク酸、リンゴ酸など)の量をあらわしています。日本酒度が同じであれば、酸度が高い方が辛くて濃く、低い方が甘くて淡麗に感じられるそう。秋鹿の濃厚さは、米と酸の両方によるものなのですね。

●食事と共に楽しめるお酒

秋鹿は米の旨みがあり、も感じられる濃厚な味わいです。それでいて後味がスッキリと切れているので、食中酒としてぴったり。

米の旨みのしっかりした秋鹿は、刺身、焼き魚、煮魚などの魚料理はもちろん、牛肉や鶏肉、ジビエ料理といった肉類にあわせても美味しくいただけます。

さらに秋鹿は、冷やしても常温でも、お燗にしても味が崩れません。どんな温度帯でも楽しめるので、どんなお料理にも合わせやすいのです。まさに食事のためのお酒と言えますね。

ではいったい濃厚で酸の感じられる秋鹿の味わいは、どのように作られるのでしょう。

●酒蔵自ら山田錦の無農薬栽培に挑戦

通常酒造では農家から買ったお米でお酒を醸しますが、秋鹿酒造では、蔵元自ら米作りから酒造りまでを一貫して行う「一貫造り」を行っています。自分の目の届く範囲で、納得したものを作りたいという意思から、この米作りからの酒造りがはじまったそうです。

秋鹿酒造は無農薬の山田錦栽培に挑戦し、自営田すべてをもみや米ぬかや酒粕を肥料とした無農薬栽培を実施するなど、米作りに相当な力を注いでいます。現在は自営田と近隣農家の契約田の酒米を使っていますが、将来は全量を自家栽培米で酒造り行いたいそうです。

秋鹿の米の旨みが感じられる味わいは、このお米へのこだわりによって作られているのですね。

●純米酒のみを生産

前述したとおり、秋鹿酒造では醸造アルコールの添加は一切行われていません。全量純米酒の生産が行われています。

米と麹と水だけで造られる純米酒のみの生産に切り替えたのは、一貫造りを始めてから数年後。自ら米作りを行った経験から、米の旨みをより表現できる純米酒の生産にしぼろうと思ったのかもしれませんね。

米の旨みがしっかり感じられる秋鹿は、食事にぴったりなうえ、味わう温度を変えても味が崩れません。これからも、おいしいお米の味わいを存分にいかした純米酒を醸してくれることでしょう。



秋鹿酒造について

秋元酒造は1886年、大阪北部の能勢で創業しました。北摂連山に囲まれた山里・能勢は、都市部と異なり、田んぼと山が広がる自然が豊かな土地です。冬の寒さが厳しいこの地で、秋鹿は醸されます。

秋鹿酒造の始まりは、初代である奥鹿之助氏が本家から製造免許を譲り受けて、酒造りを行うようになったのだそうです。

そんな秋鹿酒造は、1985年頃から原料となる酒米作りからの酒造りを始めます。2003年頃には純米酒の生産のみに切り替え、2012年にはさらに高品位な酒米を生産すべく、自営田の肥料をもみ殻や米ぬか、酒粕とした無農薬栽培を始めました。

自営田と近隣農家の契約田25ヘクタールから獲れる酒米で、味わい深い純米酒を造っています。

おすすめ銘柄

秋鹿にはさまざまな種類があり、「奥鹿」という長期間熟成させた古酒のシリーズもあります。

いくつかご紹介しますので、気になったものを飲んでみてはいかがでしょう。

●秋鹿 純米吟醸無濾過生原酒

能勢町産の山田錦を精米歩合60%まで削った、切れの良いお酒です。シャープな酸が特徴で、上質の白ワインのような味わいが楽しめます。

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●秋鹿 無濾過生原酒 大辛口

無濾過生原酒ならではの大辛口です。日本酒度は+14(+が大きいほど辛口)。飲みごたえのある旨みとキレのある酸が楽しめます。酸やアミノ酸とのバランスがよく、辛口でありながらも山田錦の旨味もしっかりと感じ取れます。

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●奥鹿 三年熟成 きもと 純米 山田錦60 火入れ原酒

古酒のシリーズ「奥鹿」から、こちらは低温で3年熟成させたお酒です。山田錦本来の旨みがしっかりと感じられ、丸みをおびた心地よい酸が特長的。3年経過しても力強さがあり、お燗でいただくのがおすすめです。

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●奥鹿 速醸 純米原酒 5年古酒

田中農場産の山田錦を使用した純米原酒。お米の精米歩合は7割に抑えられ、4年間じっくり熟成されています。良質な山田錦の旨味が、熟成によって丸いふくらみを持ちました。後口には熟成した酸味が広がります。お燗にすると、渋い酸と長く深い余韻が楽しめます。

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秋鹿の評価・口コミ

秋鹿のラインナップの一部を紹介しましたが、正直選びにくい!と感じませんでしたか。何年に製造されたお酒なのか、絞り方、火入れの有無などによる違いが細かくて、どれを買えばよいか迷ってしまいますよね。

そんなときは実際に飲んだ人の口コミを読んで、おいしそうだなと思うものを選んでみてはいかがでしょう。リアルな声はきっと参考になるはずです。

最後に

いかがでしたか。大阪の日本酒「秋鹿」について、魅力を感じていただけたでしょうか。

酒の原料である米作りから始まる日本酒造りは、きっと大変な苦労を伴うものでしょう。しかしそんな手間とこだわりのおかげで、秋鹿の味わいは出来上がるのです。

皆さんもぜひ、大阪の地に広がる田んぼを想像しながら、秋鹿を飲んでみてください!

秋鹿はインターネットから購入できます

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※記事内の画像はイメージです。

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