ウイスキー好きのみなさんこんにちは!
今回は、「スコッチ・ブレンデッド」の1つ、「カティサーク(CUTTY SARK)」についてご紹介します。(スコッチウイスキーについての説明はこちらをご覧ください。)
ラベルにも描かれている帆船がシンボルマークの「カティサーク」。「カティサーク」は「スコッチ・ブレンデッド」として名高い銘柄です。さらに、日本を代表する有名作家・村上春樹氏の小説『1Q84』に登場したことで、その存在を知った方も多いのではないでしょうか。今回は「スコッチ・ブレンデッド」について言及しつつ、「カティサーク」の魅力に迫っていきたいと思います。
「カティサーク」ってどんなウイスキー?
「カティサーク」は、「スコッチ・ブレンデッド」で、様々な名高いモルトウイスキーをブレンドして作られています。まさに、様々なウイスキーのいいところを凝縮したウイスキーなのです。
「カティサーク」の味わいは?
「カティサーク」はアメリカから広まった?
しかし、当初からベリーズ社のターゲットは、イギリス人ではなくアメリカ人でした。従来のウイスキーとは異なり、アメリカ人に好まれるスッキリとした味わいにしたことでアメリカで大人気となり、そこから人気が世界中に広がっていきました。
「カティサーク」のシンボルマークの帆船は実在した?
「カティサーク」と言えば、ラベルに描かれている帆船が特長ですよね。実は、この帆船は17世紀に実在していました。この「カティサーク号」は主に中国からイギリスに紅茶を運ぶのに使用され、最も紅茶を早く運ぶ船として有名でした。一時的にポルトガルに売却されましたが、後に再びイギリスに戻りました。このように、この船もイギリス人にとても愛されていたのです。
「カティサーク」も含まれる「スコッチ・ブレンデッド」ってなに?
シングルモルトが、それぞれの蒸溜所の個性を表すのに対して、ブレンデッドーは様々な蒸溜所のウイスキーの良さを詰め込んでいると言えます。
「カティサーク」のオススメの飲み方
「カティサーク」の特徴は、軽く飲めるところです。そのため、「カティサーク」の“軽さ”を消さない飲み方がオススメです。
ハイボール
もともとスッキリとした味わいが特長の「カティサーク」ですが、ソーダによってさらにその特長を感じることができます。
水割り
喉が渇いている時に特にオススメしたい飲み方です。水で割ることで、「カティサーク」の爽快感がさらに増します。
「カティサーク」の商品一覧
「カティサーク」は全て同じ味わいかというと、そうではありません。特に、熟成年数を重ねたウイスキーを用いた「カティサーク」は、すっきり感んお中にも深みが増しています。その味わいの違いをぜひ感じてみてはいかがでしょうか。
カティサーク オリジナル
フルーツがほのかに香り、スッキリとした味わいが特長です。
「カティサーク」をまだ飲まれたことがないのであれば、まずはこの「カティサーク オリジナル」から始めてみてはいかがでしょうか。
カティサーク ストーム
「ザ・マッカラン」等の上質なモルト原酒が使用されており、より高級感を感じることができます。
カティサーク 18年
18年以上熟成された原酒が使用されており、「オリジナル」よりも深みが強くなっています。また、余韻も感じることができ、重厚な香味に仕上がっています。
まとめ
ブレンデッド・ウイスキーとして、様々なウイスキーの美味しさがたくさん詰まった「カティサーク」。ラベルに帆船が描かれていたり、有名小説に登場したりと、まさにストーリーを感じるウイスキーですね。「カティサーク」を飲むだけで、実際に自分が冒険に出ている気分になれそうです。
今夜は、「カティサーク」を飲みながら、読書や映画鑑賞をして、大冒険家の気分を体験してみてはいかがでしょうか。