TOP / お酒を選ぶ / 日本酒 / 日本酒には飲む順番があった!?日本酒のプロが教える「日本酒をおいしく飲み比べる方法」

味わい別に飲み比べる

お店のメニューなどでよく目にする「端麗」などといった「味や香りに対する表現」にも具体的に飲み比べる順番を決める際に役立つ言葉があります。

●香りのシンプルなもの→複雑なもの

香りがシンプルなものから飲み、だんだん複雑なものを選んでいくのも1つの方法です。

フルーティーなものから、徐々に芳醇なものへと飲み比べていくことで、香りとともに味わいの変化を楽しむことができます。

●味の淡麗なもの→濃醇なもの

お店のメニューなどに「淡麗」「濃醇」といった区分が記載されていることがありますよね。
この区分を参考にして、味の淡いものから濃いものへと飲み進めてみても良いでしょう。

●辛口のもの→旨味の強いタイプ

日本酒をお店で飲むときに1番使える方法が「辛口」から「旨味の強い日本酒」へと移行することです。

どの日本酒が辛口でどの日本酒が旨味が強いのか分からない時には思い切ってお店の人に聞いてしまいましょう!

●酸味の勝るもの→甘味の勝るもの

「辛口」「旨味が強い」といった表現と同じく、日本酒の「酸味」や「甘味」もよく用いられる表現ですね。

実は、酸味の高い日本酒は比較的さっぱりとして味わいのものが多く、甘みの勝るものは濃厚で旨味の強い味わいのものが多いのです。

そのため、「酸味のある日本酒」から「甘みのある日本酒」の順で味わうことがおすすめです。

●冷たくして味わうもの→常温で味わうもの→熱燗で味わうもの

日本酒の「温度」も指針となります。

一般的に「冷や」と呼ばれる常温の状態がだいたい20℃程度であるのに対し、5℃程度の「雪冷え」や、10℃の「花冷え」といった温度で出される日本酒は、冷たい分香りや味わいが控えめになっています。

よく冷やして味わう日本酒から、常温、熱燗へと移行するようにして飲むと、味わいの差を感じ取りやすくなります。

●新鮮な味わいのもの→熟したタイプ

新鮮でフレッシュなタイプの日本酒から、より味わいの熟成した日本酒へと移行していくこともおすすめです。

フレッシュなタイプの日本酒はさっぱりと、熟成した日本酒は複雑な味わいである場合が多いため、意識してみるといいと思いますよ。

まとめ

日本酒は気候や保存状態、体調によっても味わいが変わるものです。
また、人の味覚には、個人差もあります。

日本酒によっては、濃い味わいだとされるものが淡く感じたり、その逆もあったりと味わいの感じ方は人それぞれです。

実際に飲んでみないと自分の好みや指標も分からないと思うので、まずはこの記事を参考に、飲み比べを楽しんでいただければと思います。

また、飲む順番はもちろん、合わせる料理や日本酒の温度などいろいろな視点でお酒ライフを満喫してくださいね!

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