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山田錦の名産地で作られた日本酒!兵庫の銘酒「龍力」の魅力を徹底解説

とことん米にこだわった姫路の地酒「龍力(たつりき)」

兵庫県特A地区産の山田錦を使った味わいは、山田錦の地元に蔵を有する酒蔵のお酒ならでは。

今回は、多くの日本酒ファンから愛される「龍力」の魅力についてご紹介します。

米の味わいが決め手!龍力の魅力はどんなお酒?


出典:本田商店HP

龍力で使用すされるお米は、全て“酒造好適米”

特に龍力で使用する全ての山田錦においては、最高級品である“兵庫県特A地区産”を使用しています。その他のお米も減農薬栽培以上のものを使用しているのが特徴です。

一般的に、食用米でお酒を造ると、甘かったら甘いだけ、辛かったら辛いだけで、幅や広がりが少ないお酒となります。しかし、山田錦は甘さと辛さを併せ持った濃醇で幅のあるお酒ができます。

なぜかというと、使用する米の種類は、造ったお酒に含まれるアミノ酸にも影響します。山田錦を使ってできたお酒のアミノ酸は、アルギニン、ヒスチジン・フェニルアラニンなど苦味アミノ酸が少なくなり、濃醇で幅のある酒に感じると言われています。

しかも同じ山田錦でも、収穫地によって品質が変わってきます。山田錦は収穫地として特A地区、A地区、B地区、C地区に分類されていますが、特A地区は加東市(旧社町・旧東条町)と三木市吉川町です。厳しい生産条件が必要な特A地区産の山田錦は、山田錦全生産量からわずかしか収穫されないとても貴重なお米なのです。

この酒造りに最適な、しかし貴重な米を使うことで、龍力の魅力的な味わいが作られているのですね。

龍力を造る本田商店って?


”良いお米を使えば良い酒ができる”という考えのもと、お米の美味しさを追求した酒造りをおこなう本田酒造。

本田商店は酒米の王様『山田錦』の地元にある酒蔵として、山田錦の魅力を最大限に引き出す酒造りを行っています。お酒の紹介の部分でも述べましたが、山田錦に限らず、酒造りのための米にはこだわりを持っており、神力米や山田穂といった酒米の復活にも力を入れている蔵です。

本田家は元禄時代より播州杜氏の総取締役として酒造りに従事し、1921年(大正10年)に念願の酒造業を始めました。龍力の醸造開始もこの年になります。1985年(昭和60年)には、全国新酒鑑評会にて姫路酒造組合初となる金賞を受賞するまでにいたります。

1992年(平成4年)からは、使用原料米を100%酒造好適米に変更。その4年後には兵庫県特A地区の中でも、さらに超優良地区「秋津」で《山田錦・秋津米》の契約栽培を行い、『純米大吟醸 秋津』を発売します。

さらに兵庫県御津町中島原産の明治時代の超優良品種《神力米》を復活させ、清酒『神力』を発売しました。

こうして米にこだわる酒造りの道を歩み続ける本田商店は、現在にいたるまで、全国新酒鑑評会での数々の金賞や、海外のコンテストでも賞を多く獲得しています。”良いお米を使えば良い酒ができる”という本田商店のお酒は、日本の内外関わらず、広くその味わいが認められているのです。

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