肝臓を労わろう!呑兵衛のパートナー肝臓のための「休肝日」のススメ

出典:flickr.com

よく「休肝日が必要」と言われますが、何日おきにとるのが望ましいのか、また休肝日を設けるのと設けないのでは何が違うのか気になりますね。今回は、休肝日が必要な理由と、休肝日のとり方についてご説明します。

 

休肝日ってなんで設けるの?

傷ついた胃腸の修復期間

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まず、アルコールが食道や胃腸の粘膜を痛めるので、その修復期間が必要です。また、吸収されたアルコールは血液に乗って全身を巡るので、他の臓器についても修復する期間が必要です。
 
厚生労働省e-ヘルスネット「アルコールの吸収と分解」によると、ビール中ビン1本のアルコールが分解されるのに、およそ男性では2.2時間、女性では3時間程度です。このように時間がかかるので、飲まない日を設けたほうが良いと考えられます。

飲み続けていると、病気のリスクが高くなる

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アルコールとアセトアルデヒドに発ガン性があるので、お酒をたくさん飲むとガンの原因になります。e-ヘルスネット「アルコールと癌」によると、世界保健機関の評価(2007年)では、口腔、咽頭、喉頭、食道、肝臓、大腸、女性の乳房のガンの原因となるとされています。
 
また、国立がん研究センター「多目的コホート研究の成果2014年」によると、1日に日本酒に換算して1~2合以上の飲酒習慣のあるグループと、ときどき飲む(日本酒に換算して1日1合未満)グループについて、ガン全体のリスクを比べたところ1.6倍でした。臓器別に見ると、食道がんは4.6倍、大腸がんは2.1倍と高くなっています。
 
他に、アルコールは逆流性食堂炎、胃潰瘍、胃炎、アルコール性肝炎・肝硬変、脳萎縮、認知症、脳卒中、うつなどの原因になることがあります。上記国立がん研究センターの資料によると、脳卒中は1.4倍でした。

アルコール依存症も防げる

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血中アルコール濃度が高い時間が毎日のように続くと、それがなくては落ち着かなくなるという状態になり、節酒できなくなることがあります。休肝日を設けて飲酒をコントロールするとは、アルコール依存症の予防につながります。

休肝日は「週休2日」がベスト?

まとめての「週休2日」はダメ?

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厚生労働省e-ヘルスネット「アルコールとメタボリックシンドローム」によると、飲みすぎによるメタボリックシンドローム予防のためには、飲酒量を成人男子では1日平均純アルコールで20g、つまり日本酒換算約1合程度までとし、さらに週に2日間の休肝日を入れることが基準とされています。
 
アルコール健康医学協会「適正飲酒の10か条」によると、週5日続けて飲酒して2日連続で休むのではなく、2~3日飲んで1日休むのが良いそうす。

 
1週間に350mlビールに換算して1~6本ぐらいの飲酒をする人は、お酒を飲まない人より認知症が少ないという調査結果があるなど、少量の飲酒はプラスになります。休肝日を設けて少しずつ飲むことが、健康的にお酒を楽しむコツです。

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