最近はクラフトビールが盛り上がっていますね。コンビニでも限定商品を販売したりと、クラフトビールが身近な存在になってきてる気がします。
今回ご紹介するのは「馨和 KAGUA」というクラフトビールです。クラフトビール好きなら知ってる方も多いかと思いますが、この「馨和 KAGUA」の魅力を説明します。
人気クラフトビール「馨和 KAGUA」とは？
「馨和 KAGUA」は2011年に設立されたベンチャー企業「Far Yeast Brewing」が販売してるクラフトビールです。「Far Yeast Brewing」が企画したオリジナルレシピをもとに、ベルギー醸造家によって醸造されました。「馨和 KAGUA」のコンセプトは「和の馨るエール」、そして「和食に合うビール」。そして原材料、物流プロセス、デザイン、製造など高品質なものに仕上がっています。
ちなみに酒税法では、ビールに使う原材料が限定されているため、山椒やゆずを使用する「馨和 KAGUA」を「ビール」と表示することはできません。表示は「発泡酒」となりますが、麦芽使用比率、製法、税率はビールと同一となっています。ただしこれは日本特有なものなので、「馨和 KAGUA」を「ビール」として表記して販売できる国もあります。
「馨和 KAGUA」の種類
「馨和 KAGUA」には2種類あります。小麦を使用した淡色上面発酵の「Blanc」、ロースト麦芽を使用した濃色上面発酵の「Rouge」です。「馨和 KAGUA」は赤ワイン、白ワインのように、料理に合わせて楽しむことができます。順番に説明します。
「馨和 KAGUA」Blanc
小麦を使った淡色上面発酵のビールが「馨和 KAGUA」Blancです。フレッシュなゆずと、酵母由来の華やかな香りが特徴です。ほのかな山椒のアロマが、全体をより引き締めてくれます。外観はクリーミーで白濁していて、甘みと苦味はともに控えめ、しっかりとしたフルボディに仕上がっています。
「馨和 KAGUA」Rouge
ロースト麦芽を使用した濃色上面発酵のビールが「馨和 KAGUA」Rougeです。ローストした麦芽と山椒を使用した、重厚な味わいが特徴です。外観は濃い銅色。強いアルコール感を伴ったフルボディは、瓶内熟成で作られた微炭酸により喉を優しく刺激してくれます。
「馨和 KAGUA」は2つの種類ともそれぞれゆず、山椒がバランス良く効いていながらも、味わいと飲みくちに特徴が生まれています。コンセプトの「和食に合うビール」の通り、「KAGUA Blanc」、「KAGUA Rouge」ともに、料理や飲むシーンに合わせて、飲み比べを楽しんでみてください。
「馨和 KAGUA」の醸造元「Far Yeast Brewing」について
「馨和 KAGUA」の醸造元である「Far Yeast Brewing」は、2011年9月に設立された、日本のクラフトビール界のベンチャー企業です。「日本発のオリジナリティ溢れるビールを世界中に発信し、誰もがワクワクするような新しい価値を創造していく」というビジョンのもと、ビールの民主化を目指し、多様性あるクラフトビールを造っています。「馨和 KAGUA」以外にも、東京を奏でるビール「Far Yeast」など、個性的かつストーリーのあるクラフトビールがあります。「馨和 KAGUA」を中心に今後もクラフトビール界を盛り上げる、若手のホープです。
まとめ
以上、「馨和 KAGUA」についていかがでしたでしょうか。「馨和 KAGUA」は海外の展開もとても早く、香港、タイ、シンガポールのスーパーや飲食店にも納品されています。（以前、香港で「馨和 KAGUA」を見かけたときは、日本のビールではなく、ベルギービールとして販売されたのを覚えてます。）
このように「ハイエンドクラスの和食に合うクラフトビール」として確立しつつある「馨和 KAGUA」ですが、今後ますます人気になると思います。クラフトビールが充実してる酒屋には大抵ありますので、「馨和 KAGUA」を見かけた方はぜひ手にとってみてください。
